日本古来から作られてきた在来蕎麦、本物の味を求めてついに栽培まで着手しました。多くの方に味わってもらいたいと思います。
2013年に出身地の静岡県静岡市の生家付近の田畑が耕作放棄地となっている事を憂いている所に蕎麦を栽培してみないかとの話しを(元上司)聞き、こだわりの蕎麦を出している蕎麦屋「たがた」と現地視察したところ65年前の私の父が栽培した「静岡在来蕎麦」が俵で発見されメディアに紹介されたことが「在来蕎麦栽培」のきっかけです。その後、約5000㎡を開拓し蕎麦栽培を始めました。夢は、「循環型農業」現地の水と空気がきれいなところで馬を飼育しボロを肥料として利用し最高の食を作りたいと考えております。蕎麦については収穫時にボランティアを募集し多くの皆様に協力頂いております。
・蕎麦の歴史聖一国師(しょういちこくし)。鎌倉時代に活躍した、臨済宗の高僧。静岡市の藁科川の奥地、「栃沢」出身と伝わり、久能寺に入り、その後、宋に渡り、帰国後、京都東福寺を開山。お茶の栽培の祖として有名であるが、同時に、蕎麦、うどんなどの、粉、麺文化を伝えたとされています。又、今川義元~徳川家康に繋がり多くの蕎麦職人を含む文化が江戸に伝えられたともいわれております。
日本の蕎麦は、昭和の中頃ぐらいから在来蕎麦から改良品種へと栽培のしやすさや収穫量の増加を目指し変わっていきました。それ以前は、日本各地にその土地ごとに育てられてきた在来種がありました。
在来種とは、固有の土地に長い間栽培されてきた品種のことです。在来種の多くは栽培地の名を頭につけて呼ばれるものですが、しかしながら、品種としての均一な特性を維持することが難しい部分があり現在は市場の1/3ほどに落ち込んでいる現状です。
在来種は、その土地に長い時間をかけて根付いた品種。一般的に風味や香りが強く、お蕎麦らしさを味わうことができます。ただ、ソバの実が小さいために収穫量が少ないのです。だんだん、在来種の良さが見直され、多品種を排除して在来種を残そうとする動きが出てきているのです。
乾燥した、ヒノキの葉(緑)がバチバチと音を立てながら30分程度で完了。
皆で種まき、怪しいお姉さん、近所のお母さんも参加 種まきの後、鍬ですいて終了。約1時間の作業でした。
蕎麦の白い花が咲きました。ここから実がなるまでもうひといきです。
種まき(9月初)→収穫(種まきから約60日となります)
高血圧に良いということは、昔からいわれてきておりますが、これはそばに含まれているルチンの働きにあります
4~7%の食物繊維が含まれていており、ダイエットや美肌にも有効です
酒飲みの害を少なくする食物として昔から知られておりますが、その理由はそばに含まれるコリンにあるといわれています
その土地に根差し成長した蕎麦は、四季折々、年中行事に欠かせない食べ物になりました
毎年、9月に栽培体験者を募集します。詳しくは下記までお問合せ下さい。
お気軽にお問い合わせください。:t-urushibata@japan-field.com営業時間 9:00 - 18:00 [ 土日・祝日除く ]